家に生えるカビは2種類しかいない!?/塩素系カビ取り剤を使いたくないときはカビの種類を見分けて安全に掃除や消臭をしよう!

粉カビ/頑固カビと
適用するカビ取り剤

カビ取り業者(一社)防カビ技研のカビ専門サイトをご覧いただきありがとうございます。

家や店舗の部屋にカビが生えてお困りのことと思いますが、家に生えるカビは大きく分けて2種類しかいません。塩素系カビ取り剤を使わなくても綺麗にできる場合があるのでご参考ください。

こちらの記事では主に部屋に生えたカビの種類を比較・判断する方法を掲載しています。お風呂のカビではありませんがご参考ください。

まずは現在生えているカビを水拭きしてください。そして水拭きした後の結果から以下に当てはまるものをご覧ください。



防カビ技研

商品を購入する前に水拭きをするだけで塩素臭が発生する塩素系カビ取り剤を回避して、非塩素タイプのカビ取り剤で安全にお掃除できます。その理由を以下に記載していますのでお困りの方はご検討ください。

なぜ水拭きをする必要があるのか?を知れば商品を選びやすくなる

カビは胞子が基質(基質とは木板や壁紙などカビが生えるための土台/ここでは「素材」と言います)に付着して、そこから菌糸を伸ばして成長し、自身に色を付けたのち、再び胞子を飛ばして範囲を拡大します。

この繰り返しで集まったカビの集合体をコロニーと言います。そのため目視できるほど大きくなると規則性のない斑点状に拡大します。

この成長の過程で、現在生えているカビがどこに位置しているのかを水拭きで確認する作業となります。専門学者の目線ではさらに詳しい内容があるのですが、ここではその難しい内容を省いて簡単に理解しましょう。

水拭きをして消えた場合は、まだカビの菌糸が素材の内部に入り込む前の段階です。

次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系カビ取り剤を使う最大の理由は、素材に入り込んで黒くなったカビを取り除くために使います。

つまり水拭きをして見た目が綺麗になった場所に、わざわざ塩素臭が発生する塩素系カビ取り剤を使う必要はありません。カビに特化している非塩素タイプのカビ取り剤で安全にカビ取り掃除をしましょう!

このカビを防カビ技研では「粉カビ」と呼んでいて、2点の注意点があります。

  • 水拭きで綺麗になったとしても、目に見えない菌糸・胞子は残っているので、必ず専用のカビ取り剤で除去してください。
  • 粉カビが発生していた場合は非塩素タイプのカビ取り剤で安全に除去ができます。しかしこのカビは見た目からも分かるように大量の胞子を飛ばす特徴があります。

そのため十分に防カビ対策を作業しないと、胞子が着床してすぐに再発します。【生えてほしくない場所には防カビ剤↗】を使って徹底した防カビ対策をしてください。

水拭きをしてカビのシミが残った場合は、カビの菌糸が素材の内部に入り込んで色素を出しています。

この現象は特に「黒カビ」「白カビ」「茶カビ」で生じる色素沈着(シミ)です。例えば白カビの場合は規則性のない斑点状の白いシミになります。

このカビを除去するには素材に入り込んだ菌糸と、白黒などに着色した色素を取り除く必要があります。ゴムパッキンや木材など素材によっては成分が浸透しにくいのでアルコールでは除去できません。よって、この状態を除去できるものは塩素系カビ取り剤になります。

上記の画像はカビ取り侍木材・畳用を使用した画像です。

カビ専用に作られている塩素系カビ取り剤はカビの菌糸に浸透できる作用と、色素を分解する作用と、胞子を除菌する作用を持ち合わせています。ここまで素早く効率的にカビを除去できる洗剤が他にはないので、市販品でもロングセラーになっているのです。

このカビを防カビ技研は「頑固カビ」と呼んでいますが、2点の注意点があります。

  • 頑固カビを除去できるものが塩素系カビ取り剤と分かりましたが、色素を分解できる作用があるので色柄物製品の着色成分まで分解してしまいます。すると衣類や寝具などが変色・脱色してしまうのです。
  • カビを除去するために塩素臭が発生します。カビが多く強いほど塩素臭がでるので十分な換気が必要です。
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しかしこの強さがなければ頑固カビが退治できない事実があります。カビ取り剤は一時的に危険なだけで、カビは人と家の両方に慢性的な危険をもたらすので、当研究所としてはカビ取り剤で除去した方が良いと考えています。

水拭きをしたら消えるけど、すぐに白いモヤが発生する

こちらは艶や光沢を出す塗料(ニスやワックス)で表面加工されている家具や床材に多い現象です。

光沢剤はアルコール除菌剤などで拭いたとき、または多湿の環境で劣化すると白いモヤが発生します。水拭きをすると光の屈折によって瞬間的に消えるのですが、乾燥すると再び出現します。鏡の水あか汚れと同じ現象が起こっています。

カビではないので危険性はありませんが、見た目を改善したい場合は家具やワックスの専門店にご相談をお願いします。

自分でお掃除するには危険と感じた場合、内部(壁や天井の裏)にカビが生えている場合、または雨漏りや浸水で自分では対処できないときは当研究所にお任せください。自分で除去できる範囲のカビはカビ取り侍や防カビ侍でカビ対策をお願いします。

粉カビだったときに業者へ依頼するときは注意点は施工範囲

粉カビは1匹単位でみると弱いですが、とてもかび臭く部屋中に広がるほどの繁殖力があります。胞子も小さく呼吸器に有害です。

ベッドの裏や押し入れ・クローゼットにこの粉カビが大量に発生したとき、焦ってしまって業者に依頼するかもしれませんが注意してください。

清掃業者やカビ取り業者は作業範囲を1平方メートルあたりで計算します。

上記でお伝えした通り粉カビは部屋中に転移するので、例えば和室のすべての漆喰に粉カビが生えた場合は、そのすべてが作業範囲になります。

そのため費用も10万円、20万円と高額になります。悪徳業者の場合は「明らかに生えない場所まで」施工しようとします。

しかし異常に安い業者にも注意が必要です。繰り返しますがこのカビは強い繁殖力があるので必ず防カビコーティングをしないとすぐに再発します。

料金が異常に安い業者はカビ取り洗浄のみで防カビ作業を省いている可能性があるので注意が必要です。(または市販で買える安いものを使っています)

よって当研究所はお客様自身で掃除できる範囲と、プロによる洗浄と防カビが必要な場所を分けて提案できます。

お客様にカビ取り剤と防カビ剤の使用方法をお伝えして安全にできる場所をお任せします。危険度の高い場所は当研究所が責任をもって除去・防止ます。

このように作業範囲を分担することでお互いの施工範囲を縮小して費用を節約する方法です。

カビで困っている人に安心を

カビは人の健康を害し、建物や家具を腐らせる危険で有害な生物です。ですが、お風呂に生えたカビ程度ならカビ取り剤で簡単に除去できます。しかし人生の中で部屋に大量の黒カビが発生することは滅多に経験できない緊急事態です。

この初めての経験に、数多くのお客様は不安を抱えており、専門業者に依頼すること自体も心配でいっぱいです。

そのため防カビ技研では初回のお問い合わせのときから「わかりやすく伝えること」を大切にしています。カビには必ず生えてしまった原因があるので「原因の追究」「薬剤の効果」「薬剤の安全性」「費用相談」「作業工程」「今後のカビ対策」「安心保証」など細かく説明し「防カビ技研に頼んで安心できた」と思えるように努力しています。

防カビ技研に依頼する

薬剤を使った洗浄と防カビコーティングからカビトラブルによる壁の張り替え、塗り替え、交換までカビ問題をトータルで解決できます。最初のご相談から終了まで安心できるように頑張ります。

カビ専門の商品を買う

もし商品を買う前に水拭きをして「粉カビ」だった場合は純閃堂のカビ取り侍非塩素タイプ(紫色)で安全にカビ取りをしましょう!塩素臭がしないので楽にカビ取り掃除ができます。


※詳細:防カビ技研はできる限り危険度の少ないカビ取り剤を使ってもらいたいと考えているのでこの方法を記載しています。

※詳細:カビには菌糸が透明なまま成長する種類と有色する種類がいます。黒カビは有色する種類で死骸まで黒いなので素材内部に死骸が残るととても頑固で落としくくなります。

※PRについて:本ページで紹介している株式会社純閃堂の商品について広告費用等を頂いたいているわけではありませんが、商品を紹介しているため【PR】の記載をしています。